普通に組み立てると、プラモデルには、必要ない加工です。
ですが、ディティールアップ、関節補強・修復、可動部分の追加等で、穴加工できると制作の幅が広がります。

 

 

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○どんな工具をつかうのか?

電動ドリル?リューター?穴を開ける道具には間違いないですが、プラパーツに対しては、攻撃性が強すぎ、パーツを破損させるかもしれません。
手でパーツを持ってたら、怪我をしたり。(´・ω・`)
1mmのセンターチャック(ドリル刃を固定する部分)がこれらには、無いかもしれません。あっても、回転数を落とさないと使いづらいです。
プラモデルなどの細かいパーツへの穿孔(穴あけ)作業は、これを使います。

タミヤ クラフトツールシリーズ No.112 精密ピンバイス D-R (0.1-3.2mm) 74112

手動です。(´・ω・`)
手動で、素材との抵抗を調整しながら、慎重に回転させていくと、穴が開きます。
下穴に、1mmを使って、本穴に2mm・・・・という使いかたをよくしますので、下穴用と本穴用にと、2本持っていると、差し替え作業をしなくてよくなります。見た目が違う2本だと、解りやすくていいです。
注意として、1mm付近のドリル刃は、よく折れます。使って練習しないと上手くならないので、恐れずに使いましょう。斜めに力入れたりしないように・・・

ドリル刃は、このあたりを用意しておけば、初めてでも充分でしょう。

タミヤ クラフトツールシリーズ No.49 ベーシックドリル刃セット プラモデル用工具 74049

プラモデル用なのが肝心です。「金属用って書いてるほうが、万能っぽくない?」そう思うかもしれませんが、パーツに対する攻撃性がつよいので、こちらを薦めます。

 

 

○あるといいもの

真鍮線と、なんだろ2本目のピンバイス?(‘ω’)

ナガシマ 真鍮線 1.0mm

ナガシマ 真鍮線 2.0mm

関節補強・修復、可動部分の追加等は、コレで出来ますね。
制作中のキャラグミン、矢澤にこの軸打ちと言ってる作業も、これに似た感じのことです。

真鍮線の切断は、ニッパーでも充分ですが、あえて、これを推します。

ウェーブ HG 金属線用ニッパー 2.0

ニッパーより切断面が平たんに近く切れます。長さの調整もしやすいです。

ディティールアップには、ビーズとか、メタルビーズ、メタルパーツなど好きなものを使いましょう。

 

 

○思った方向に穴が開かないんだけど?

な、、慣れるしか。(´・ω・`)
私も、苦手だったり。
穴を開ける外側に、ドリル刃の入る位置に鉛筆などで下書きしておきます。90°位置を変えて下書き、慎重にやるなら、90°ごとに4か所下書きを入れ、
数ミリ入った時点で、下書きから外れていないか確認しながら進めていきます。
書けないときは、パーツに対して垂直に入っているか、90°回し見しながら、掘り進めます。
センターは、慣れるしか・・・

 

 

●ドリル刃について

傷んでくると、赤く描いた部分が欠けたり丸くなったりします。

よく切れる刃は、シンメトリーでこうなっていると、切れます。

金属用のものは、刃の角度が、急なので、パーツが薄いと1回転するうちに、穴が開いてしまい、キレイな穴にならなかったりします。
深い穴でも、パーツに負担をかけ、破損することもあります。
もし使うにしても、心持ち、引きながら、切れを抑制し使いましょう。逆に、プラ用の角度で金属を穿孔すると・・・
熱がこもり、ドリル刃が焼け、使い物にならなくなります。
冷却しながらなら、穿孔出来ないことはありませんが、オススメしません(´・ω・`)

他にも、コンクリート用とかドリル刃の種類は豊富なので、使用用途に対する形状というものも、見比べてみると、面白かったりします。

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