普通に組み立てると、プラモデルには、必要ない加工です。
ですが、ディティールアップ、関節補強・修復、可動部分の追加等で、穴加工できると制作の幅が広がります。
○どんな工具をつかうのか?
電動ドリル?リューター?穴を開ける道具には間違いないですが、プラパーツに対しては、攻撃性が強すぎ、パーツを破損させるかもしれません。
手でパーツを持ってたら、怪我をしたり。(´・ω・`)
1mmのセンターチャック(ドリル刃を固定する部分)がこれらには、無いかもしれません。あっても、回転数を落とさないと使いづらいです。
プラモデルなどの細かいパーツへの穿孔(穴あけ)作業は、これを使います。
手動で、素材との抵抗を調整しながら、慎重に回転させていくと、穴が開きます。
下穴に、1mmを使って、本穴に2mm・・・・という使いかたをよくしますので、下穴用と本穴用にと、2本持っていると、差し替え作業をしなくてよくなります。見た目が違う2本だと、解りやすくていいです。
注意として、1mm付近のドリル刃は、よく折れます。使って練習しないと上手くならないので、恐れずに使いましょう。斜めに力入れたりしないように・・・
ドリル刃は、このあたりを用意しておけば、初めてでも充分でしょう。
○あるといいもの
真鍮線と、なんだろ2本目のピンバイス?(‘ω’)
制作中のキャラグミン、矢澤にこの軸打ちと言ってる作業も、これに似た感じのことです。
真鍮線の切断は、ニッパーでも充分ですが、あえて、これを推します。
ディティールアップには、ビーズとか、メタルビーズ、メタルパーツなど好きなものを使いましょう。
○思った方向に穴が開かないんだけど?
な、、慣れるしか。(´・ω・`)
私も、苦手だったり。
穴を開ける外側に、ドリル刃の入る位置に鉛筆などで下書きしておきます。90°位置を変えて下書き、慎重にやるなら、90°ごとに4か所下書きを入れ、
数ミリ入った時点で、下書きから外れていないか確認しながら進めていきます。
書けないときは、パーツに対して垂直に入っているか、90°回し見しながら、掘り進めます。
センターは、慣れるしか・・・
●ドリル刃について
傷んでくると、赤く描いた部分が欠けたり丸くなったりします。
よく切れる刃は、シンメトリーでこうなっていると、切れます。
金属用のものは、刃の角度が、急なので、パーツが薄いと1回転するうちに、穴が開いてしまい、キレイな穴にならなかったりします。
深い穴でも、パーツに負担をかけ、破損することもあります。
もし使うにしても、心持ち、引きながら、切れを抑制し使いましょう。
熱がこもり、ドリル刃が焼け、使い物にならなくなります。
冷却しながらなら、穿孔出来ないことはありませんが、オススメしません(´・ω・`)
他にも、コンクリート用とかドリル刃の種類は豊富なので、使用用途に対する形状というものも、見比べてみると、面白かったりします。