グランプリウィークは、心落ち着かないです。(;´Д`)
今、描いている絵も、終盤に差し掛かり、完成まで秘匿しておきたいので、久しぶりに、F1の記事とまいりましょう。
F1好きが、画面越しに見た感想みたいなものなので、「間違ってる」という事も、あると思います。

今年の車と、去年の車の違いは?

チーム毎にみれば、変更点が多いのが当たり前ですが、レギュレーション(規則)によって大きく変わった点として、フロントウイングがより単純化し、その分減少するダウンフォースを補うため、横幅が広くなっています。

素人目には、単純化されたとは言っても、言うほど単純には見えないんですけどね。(´・ω・`)

この変更によって、後方乱流を軽減し、スリップストリームからの追い抜きを増やすのが狙いです。
では、過去6戦で効果は見られたのかというと、「う~ん?あるんじゃない??」と言った感じです。
アゼルバイジャンでは、そんな追い抜きが見られたものの、あそこは、長い長いストレートがあるので、状況的には、特殊でしょう。

それを解りにくくしている、もう一つの要因が、タイヤです。
トレッド部分の厚さが、0.4mm薄くなった2019年タイヤ。
このタイヤのご機嫌を、どのチームも伺いながらも、上手く機能させられない。

それは、フロントウイング変更の影響なども関連するので、その解を得るのはとても苦労する事でしょう。

一気に物事が刷新されると、上手くいかないとき、比較する材料が多くなり、原因の特定がなかなかできなくなったりしますから。
マクラーレンホンダの時の例にしても、片方は正解の位置に居る”前提”で物事を進めていて、悪いのは、あの部分だと断定されてた訳ですね。

テストが制限されてる中、正解に至るヒントを観測できるエンジニアが居るかいないかが、今のF1チームの序列になっていると思ってます。
車が、良い素性に出来上がっていたというケースも、あると思いますけどね。

そんな、各チームの現状は?

現在のコンストラクターズチャンピオンシップポイント順に書いていきます。

メルセデス
冬のテストの、淡々とした面白みのない(失礼)ラップタイムを積み上げた結果が、6戦で大量ポイントを獲得した勝因でしょう。
車体の動きも安定感が悪くキマッていないのでは?というのが、テスト直後からの見方でした。
予選でも決勝でも、その傾向は変わらず、オンボードを観てたら、いつ飛んでもおかしくない。
そんな怖さがあるのに、コントロール下にあるという・・(´・ω・`)
予選タイム的には、僅差に見えつつ、レースペースで一歩先を行ってる感じです。

フェラーリ
順位的には、次点ですが、内容が悪いように思います。(;´Д`)
「速い車のはずなのに、結果が出ない」
ルクレールじゃなくても、原因をハッキリさせて、改善させたいところでしょう。
チームとして改善を試みるときに、各責任者が、逃げているように見えるのがよろしくないのかなぁと。
ベッテルやルクレールは、自分のキャリアをかけて仕事をしているのだから・・

レッドブル
フロントウイング変更の影響を、一番受けたチームでしょう。
バーレーンまでは、部品の組みつけにも問題があったとか・・
序盤は勢いが良くないものの、後半で盛り返す年も多々あり、今後も注目です。
PUも、今年は安定しているようで、どうなっていくか楽しみです。

マクラーレン
去年の11月ごろに、このチームがここまで上がってくるとは想像もしてませんでした。(;´Д`)
アンドレアス・ザイドルの手腕なのか、たまたま車が良い方向に戻ったのか、両方か。
判断材料は、私には無いのですが、サインツやノリスが良い走りをしてるので、最終戦を終えた時にどの位置に居るのか楽しみですね。

レーシングポイント
地味だけでど、やはりこんなポジションに。
今年用のアップデートされた車が来たら、面白いことになりそうですね。

ハース
速かったり、遅かったり、よく解らないです。(;´Д`)
前述のタイヤの具合で、遅かったり、速かったりというところでしょうか。
2人とも、暴れなければ応援できるので、安全運転を心掛けてほしいですね。

トロロッソ
決勝序盤は、良い順位であることが多くなってますが、終わってみると「ここ?(ノД`)・゜・。」ってなることが多いです。
2人とも、速いので、ひそかな楽しみです。
ピットのタイミングと、作業が懸念材料ですが、コンスタントに良い順位を取れれば、質も上がっていくことでしょう。(と、信じたい)

ルノー
書き忘れていたのはナイショ・・
予選はソコソコ速いときがあるものの、レースペースがあまり良くない上に、PUの信頼性が問題と、問題は多いですね。
リカルド氏いわく、「今季が終わる前には結果が出始める」らしいですけど、そんなルノー見たことが無いのですが・・

アルファロメオ
モナコでライコネンの成績が振るわなかったので、低速コーナーが苦手な車なのでしょう。
ライコネンがポイントを取れている事と、ジョビナッツィがポイントを取れていない事、別々で考えないといけないでしょう。
ルーキードライバーだと、少なくとも中団で走れる車でないと評価は難しいと思います。

ウィリアムズ
非常に難しいです・・(ノД`)・゜・。
ラッセルにしても、メルセデスでタイムを出せたことは良いとして、マゼピンもメルセデスに乗れば、良いタイムを出せてしまった事が評価を難しく・・。
FW42が劇的に改善し、各ドライバーを評価できたらいいのですが・・

カナダGPの見どころは?

メルセデスがフェーズ2 PUを投入することで、更に盤石になるのか。
はたまた、フェラーリの戦略が改善し、メルセデスに食い下がるか。
レッドブルも何か手があるのか、混乱の中団は今回は、どこが速いのか。
楽しみな週末が、始まります。