金色というのは、なかなか難しいもので、物質としての金は、非常に高価ですが、安易にデザインに取り込むと、品がなくなったり、安っぽく見えたりします。
難しいデザイン論になると、私が口出しできるレベルではないので、控えときましょ。

某バジーナ氏の機体の色も例にもれず、決定版のカラーで商品化されたプラモデルが、未だにないような気がします。
アニメのセル画が基本となるので、どうやっても、少し違うんですよね。
セル作画も、毎回違ってたりしましたけどね。

メッキカラーはキレイだけど、諧調が多すぎて、セル画と違って見え、普通のプラ成形色だと、輝きが足りない・・
プラカラーにしても、レッドゴールドとか、ブルーゴールドとか、選択肢は広くても、丁度いい色にするのが難しい。
オマケに、ラメが入ってるので、ツルっとした印象が薄れるという、なんともやりきれない状態になります。

では、PCのお絵描きではどうでしょう。
意外と、どちらも再現できちゃうんですね。
ツルっとした金と、ラメの入ったような金です。

こんな感じに。(´・ω・`)
ラメの入ったような金は、鉛筆や、パステルのような粒子のある線を、濃いブラウンと、白に近い黄色の2枚のレイヤーにして、重ねることで再現できます。
和風模様には金を使ったものもありますので、使えるようになると、重宝します。

この絵も古いもので、主線の処理とかなんとかならなかったの?と思いますが、当時は知らない表現だったので、仕方ないです(´・ω・`)
当時の手順は、紙に描く、0.2mmシャープペンシルで、線を濃くする、スキャナに取り込む、スキャン時のごみを取り除き線をきれいにする、色塗り。
いまでは、描く、ペン入れ(主線出し)、色塗り。と、何となく手間が減ってる気がしますね?ね?
スキャン時のごみ取り・線出し作業で、すごく苦労してたから、クリーンアップした線をさらに加工したりする。この辺が意外と、主線を処理するという考え方に行きつかなかった理由でしょう。

よく解らない書き方してますが、基本をコレと決めて進めているから、基本を揺るがしてみるとは、思い至らないわけです。

更に判りにくくなったような・・・

明日は、キャラグミン 南ことりの制作進行記事になる予定です。
果たして、立ち上がることは、出来るのでしょうか。
失敗して、粉々になった!とかだと、笑えるのかもしれませんが、記事としては面白くないので、粉々にならないようにしたいと思います・・