キャラグミンを制作するとき、仮止め用にグルーガンが推奨されていました。
確かに、塗布から、定着までの時間は瞬着に近いものがあります。
でも、もし、強力に接着できると、仮止めから、バラシが困難になる可能性を考えました。
髪の毛などの、細いパーツが外れないと、最悪破損する可能性があります。
接着力が弱いと、ポロポロと外れてしまうでしょう。

それなら、キャラグミンを作ったときに切り取った、余分なレジンを使って、グルーガンでの接着力を試してみたいと思います。

グルーガンってなに?

固形のプラスティック樹脂(グルースティック)を、熱で溶かして接着する道具です。

SK11 ボンドガン ピタガン 木材 紙 皮革 プラスチック用 GM-100

見てわかる通り、電源が要ります。
もしかして、コードレスなんかもあるのかな??
あっ、あった。でも、コードレスを選ぶほど、持ち歩かないかな、と思います。
持ち歩く人は、コードレスで。

電源を入れた後、射出口の金属チップには触れないように!
簡単に火傷しますよ。(170℃くらい? うちのは、160℃でした)

ガンと言っても、水鉄砲のようにブシューっと勢いよく、出るようなモノではありません。
どちらかというと、チューブから絞り出すような勢いで出ます。
乱暴にトリガーを引けば、ブシュッとでるのか?
基本原理は良く知らないのですが、チップ周辺で溶かしてゲル状にしてるので、解けてないスティックを無理やりチップに押し当てるような状態になると、壊してしまうかもしれませんね。(´・ω・`)

初めて使う人は、こんな練習を先にしてみてください。
出来るだけ、真っすぐに、同じ太さで出してみましょう。
50mmもできれば上出来です。
生クリームのホイップデコレーションとか、溶接にも通じるテクニックなので、出来ると良いかもしれません。

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実験開始!

キャラグミンの不要なゲート部分です。素材はレジン
左は、塗布して密着させてます。 右は、隙間を開けたままにしてます。

 

左で普通に塗布した場合の接着力を試します。右で、シッカリと接着する方法を試します。隙間を開けた右側のモノを、さらにぐるりと周辺も接着。

手で持って、引っ張ってみます。
左側は、アッサリはずれました。
右側も、少し力を入れると、外れました。

仮止めに使うのなら、コレで良さそうですね。(´・ω・`)

しかし、シッカリと止める用途で使いたい場合、これだけでは、ダメということですね。
素材の方に加工を加えてみましょう。
いわゆる、開先と言われる加工を施してみました。
これで、接着面の増加と、引っ張るときの力を分散させます。

さぁ、引っ張ってみましょう!
・・・・・・(‘Д’)
外れないですね。(´・ω・`)
捻ってもダメですね。
別の方法を講じるなどして、さらなる実験を考えていましたが、コレで終了でいいかもしれません。
どのくらいのトルクではずれるの?とかいうのは、難しそうなので、大目に見てください(/ω\)

まとめ

仮止めに使うことは、十分に可能です。
仮組時の注意点は
・塗布しすぎない。
・面同士が入り組んでいる部分は塗布量に注意

シッカリと接着するときには
・開先をとり、接着面を多くする。
・接着面に、溝を切るのも、いいかもしれせん。