よく、旧作修正とかやっていますが、どのようにしてやっているのか、疑問に思う人も居るかもしれません。
今回、この絵を使って解説していきたいと思います。
こちらは、修正後です。(´・ω・`)
デジタルだから、修正も簡単?
確かに、簡単かもしれません。
でも、どのように修正するのか考えるのは、アナログな人間のお仕事です。
元絵を評価してみましょう。
あまり見せたくなかったので、サイズも小さくして、拡大リンクもありません。
・首の可動域がおかしい
・顔が大きい
・目の位置変
・影の使い方が甘い
良い所
・背景が好き。(素材だし・・)
これらの気になった部分を修正していきます。
修正編
首や、顔を修正するなら、線画から弄らないといけません。
実際に、弄っているときは、他のレイヤーも表示した状態でやっていますが、解りやすいように、線画だけにしてみましょう。
サイズや位置などが変わった部分は、線自体消しています。
首の可動域は、修正後でも、ちょっと怪しいですが、肩の位置を変えることで対応しています。
顔の高さも、若干下げてます。
顔の輪郭を削り、影の入れ方も調整します。
髪の毛はそのまま使うつもりでしたが、やり直しても苦にならないので、やり直します。
肩の位置を変えると、身体の厚さが気になってきたので、薄く削ります。
腕も少し削り、服の皴など入れていきます。
奥にみえる髪も、活きが悪い(?)ので修正しちゃいましょう。(´・ω・`)
ちょっと粗目ですが、暗く隠れてしまうので、多少粗があるほうが、存在感が出てきます。
化粧をやり直します。
以前の物は、位置から変わっているので、ササっと、描いちゃいましょ。
仕上げに、背景を戻し、光源となるオブジェクトと影を調整します。
翼の形は変えたかったので、枝のような形など模索しましたが、無難に戻しました。
このあと、ハイライトを追加し、完成となります。
完成後をもとに、記事を作製したので、ダイジェスト風味だったかもしれません。(;´Д`)
描きながら、「ここで記事用に保存!」と気が付けばいいのですが、描いてるときには、思いもつかないのです。(ノД`)・゜・。