ひと昔前(?)のアニメは、回ごとに、作画が違うことが、よくありました。
登場シーンで終わったときなど、次回の始まりで「誰だっけ?」というアニメもありました。
アニメにも詳しくなかった頃(今も詳しいとは言えませんが)、何で変わるのか、どこに共通点があるのか、スタッフロールを観察するようになりました。
原画かな??観察してみますが、記憶した名前と照会しても一部は合うけど、原画ではなさそう。
作画監督??あっ、当たりです。
作画監督が同じ人の時、同じ顔になってます。
それを悟ったとき、好きな作画の時、作画監督をチェックするようになりました。
そして、とてもお気に入りの作画監督をみつけました。
その人は、その後も色々な作品で活躍され、その作品を観るときは、他のことをしないで良い時間に、落ち着いて観ました。
繊細で美しく、可愛く活き活きとしている。
言葉にすると、こんな陳腐な形容しかできませんが、アニメで、あれほどの表現を出来る人がどれだけいることか。
そして、例の事件が起きました。
第一報を聞いたとき、真っ先に思い浮かんだのが、その人の安否でした。
勿論、スタッフロールで見たことがある名前を思い出し、他の人の安否も心配しました。
数日が経ち、有名な人、記憶してた人の、死亡が伝えられ、とうとう、その人の死亡まで、伝えられるにいたりました。
公表に関しても、悶着があるようですが、怒りよりも悲しさが勝ります。
存命であったら、まだずっと、素晴らしいものが観られたのに。
もっと沢山の人に、作品が届けられたのに。
描くために、資料を観てたら、ちょっと泣きそうなので、もっと落ち着いたら、ちゃんと仕上げようとおもいます。
検索に上がらないように、実名とか、固有名詞を伏せております。
解らない人は、スルーしておいてください。
解る人も、答え合わせしないようにお願いします。